この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
加虐の皇子と愛玩ドール
第3章 人形実験
「どう?」
「薬みたい……不思議な味です……あっ、む、……」
みおりはほづみの口内にバイブレーターを突っ込んで、時折、喉の奥をつきながら、かき回す。
「ん、ふぅ、んんっ」
「ほづみ。もっと涎足らして舌動かさなくちゃ、飴溶けなくて苦しいよ。ほら」
「んん!!」
ほづみの苦しげな吐息が唸って、その唇がもごもご動く。
みおりは、それからほづみの腕の顫えがひとしお激しくなった頃、バイブレーターを口から抜いた。
「はぁっ、はぁ……」
「ほづみに薬はもったいないけど、モニターだから仕方ない。これはね?ほづみ。媚薬の成分を飴にして、バイブレーターをコーティングしたものなんだ。自分の性器をいじめる玩具を、まず口でしゃぶり尽くせるなんて、エロティックで被虐的だと思わない?三色あるのは、振動レベルと薬の濃度に違いがあるから。ちなみにこのピンクは弱」
「はぁっ、みおりさん……」
「そのままの格好で、こっちにお尻を向けるんだ」
「──……。はい」
ほづみが四本足で回れ右をして、ギャラリーに臀部を突き出した。
脚と脚の間から、とろんとしたものが垂れていた。
「ほづみのお口、お姉さん達に見えるよう、もっと」
みおりがほづみの臀部を撫でると、くいっと、その位置が高く上がった。
濡れた粘膜の割れ目が露になった。
「今の時点でこれだけ濡れたか。ほづみは感じやすいからあれだけど、……どうですか?」
「ベビードールとパンティのセット、それからピンセットクリップと、媚薬のバイブは採用すべきと思います」
「私も!予約で買って、パートナーと試したい!」
大多数の社員の手が、メモにペンを走らせていた。
各々の顔は紅潮していて、股を擦り合わせている社員もいた。
「だって?ほづみ。ここまでの玩具の採用が決定したお祝いに、ほづみの欲しがっていたものをやる」
「はぁっ、みおりさん……恥ずかしかった……」
「ああ、ダメ」
みおりはほづみの体勢に戻りかけたのを制して、脚の付け根から太ももにかけてキスを散らせる。
時折りきつく吸い上げると、悲鳴にも近い喘声が上がって、あえかな身体ががたがた顫える。
みおりはほづみの腹を片腕で支えて、ギャラリーの注目している膣口に、バイブレーターをあてがった。