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加虐の皇子と愛玩ドール
第3章 人形実験
「この方が、よく見える。どんな風にこのバイブレーターを飲み込んで、どんな風にほづみがよがるか、じっくり観察してもらおう?」
「ああっ!!あんっ、あっあっああああっ……」
ぐちゅっ、と、蜜壺にバイブレーターを沈めていく。
みおりはほづみの膣口がさっきの飴の代用になると、振動スイッチをオンにした。
ほづみが最初のエクスタシーにさらわれた後、一時間半の休憩が挟まれることになった。次の試作品の試用に備えて、媚薬の作用を冷ますためだ。
みおりはほづみと、会議室に直通している仮眠室に入った。そしてそこに備えてあるシャワールームにほづみを誘った。
「さ、ほづみ。背中流してあげる。ここに座りな」
みおりは一人用の狭い個室で、ほづみに椅子を勧めてシャワーを握った。
ほづみは、珍しく髪を結い上げていた。腰まである長い髪はくるくると器用にまとめてあっても、さらさらな質感は健在で、更に、ここの湿気を吸い込んで、しっとりした艶を帯びている。火照った肌はそれでも白くて、未だ勃起している乳首が艶かしい丸みを帯びていた。
「みおりさん……」
ほづみの腰が、すとんと椅子に落ち着いた。
みおりはほづみの後方にしゃがんで、シャワーを流す。
「何?」
「みおりさんも、タオル、外して下さい」
「見たいの?」
「はっ、ぅ……」
ほづみの肩がぴくんと跳ねて、小さな声のトーンが上がった。
みおりは、ほづみの背中を撫でながら、シャワーで汗を流していく。
「──……。みおりさんって、すごい綺麗です。いつも脱がないし、厚着だし、気付かなかったけど……格好良いのは顔だけじゃなかったんだなー、なんて」
「ほづみ、まだ媚薬入ってる?」
「違いますって!大体、今、休憩時間でしょ?!何で私だけ全裸なんですかっ」
ほづみが振り向いてきた。
みおりは、反射的に、自分の身体をくるんでいたタオルを握る。
「…………」