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加虐の皇子と愛玩ドール
第4章 懲罰指導
みおりは全裸になったしづかの手首に、枷を嵌めた。
カーテンレールから鎖を垂らして、その先端を枷に繋ぐと、金属バンドの嵌まった左右の腕は、しづか自身の頭の上で固定された。
「無様でエロティックだ……しづか。今夜は月が綺麗だから、天体観測でもしているやつがいるかも知れない」
「ええ、……ぅむっ」
みおりはしづかの頬を掴んで、端然とした厚化粧のかんばせを歪ませた。
「お前、そういう態度が奴隷に相応しいとでも思ってる?」
「え……?」
「乳も性器も世間様に披露しながら、両手吊り上げられて愛液垂らして喜んでいるようなやつが、ご主人様と対等でいようだなんて、思い上がってると思わない?」
「…………」
「口の利き方」
「あっ……はい、その通りです……」
「私は人間に興味はない。従順で、いやらしくて、黙って股を開いているだけの奴隷みたいな人形を、愛でていたい」
「はい……ご主人様の奴隷のくせに、身のほど知らずなことをしてしまいました、お許し下さい……」
みおりはしづかの頬を掴んでいた右手に、それにも増して柔らかなものを包み込む。
「はぅっ……」
しっとりした熱い乳房を揉みながら、その先端を飾る小さな丸みを指の腹でくすぐる。
しづかの細いウエストが、もぞもぞ揺れる。
「はぁっ、はぁ……」
「物欲しげな声だね。どういうことを期待してるの?」
「ああっ!!……」
みおりは窓に背を向けて、しづかの右胸の乳首に噛みついた。乳輪に唾液を塗りつけながら、乳首を歯と歯の間に挟んで、固くなったところを舌先で撫でる。
「ぅっ……あっああんっ、ああ……」
「ほーら、早く答えろよ……」
左胸を引っ掻いて、その乳首を強く引っ張る。
また、言葉にならない悲鳴が上がった。
「きっ、気持ち良いぃ……全部イイの……はぁっ、はぁっ、私、こな風に、痛いこと、されたかっ……はぁっ……」
しづかから放たれていた濃艶な匂いが、強くなる。
みおりは乳房への愛撫をやめて、両手の自由をなくしたはしための斜め後ろに戻っていく。
臀部から指を滑り込ませて、蜜壺の濡れ具合を確かめる。洪水だ。