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加虐の皇子と愛玩ドール
第4章 懲罰指導
「はぁっ、んん……」
みおりは、しづかのがくがく顫える背を離れて、クローゼットの扉を開ける。そして、半年ほど前に職場の上司に譲られた、ある玩具を引っ張り出す。
「…………」
みおりは、しづかの両脚を開かせて、プラスチック製のポニーの模型を跨がせた。
ポニーはメリーゴーランドほどではない、それでいて、ある程度は可愛らしい見目をしていた。
サドルに二本の突起がついている。前方は、少しだけへこんだ小さな吸盤にも見えるものだ。後方にあるのは、軸が直径五センチほどあって、でこぼこのイボが散りばめてある。
「腰、下ろしてごらん?」
「これに……?」
「さっき、お許し下さいって、言ったよな?」
しづかの不安な色が浮かんだ目が、頷いた。
しづかが躊躇うのも無理はない。二つの突起は、ちょうどクリトリスと膣口にあてがわれるよう出来ているのだ。
「申し上げました……」
「じゃ、君に口答えする権利はない」
「──……。分かりました」
しづかの腰が、ポニーのサドルに下りてゆく。
とろとろに濡れた膣口に、グロテスクなでこぼこの突起が沈んでいって、アンダーヘアに隠れた割れ目の先端が、もう一つの突起に押し上げられた。
「ああぁ……」
みおりは、ポニーの脇腹に備えてあるスイッチをオンにする。
すると、突然、白いポニーが暴れ出した。
「あああっ……ひぃぎゃぁぁぁぁっ!?あんっ、あっああっあああぁあああっ……!!」
しづかの身体が激しくのけ反る。その悲鳴は苦悶と快楽を同時に訴えてくるもので、教師らしい強気な顔は、影もかたちもなくなっていた。
ポニーの玩具は、強力なバイブレーターが内蔵されているものだ。
みおりはアダルトグッズの製造販売会社に勤務していて、この製品を開発したメンバーらに話を聞いたところによると、ポニーは、木馬責めの拷問からヒントを得て出来たという。保管場所に困ること、上代が張るところから、見込んでいたほど需要が思わしくなかったらしく、こうして一つ持ち帰らされたわけだ。
「やぁぁああっ、あん、くるっ、くる!!外してぇぇぇ……あああああっ……」
「威勢が良いね、しづか。そんなに腰を揺らして、まるでイキ顔、エロいな。お馬さん、気に入った?」
「っ……んんっ、ぐぅうっ、あっあ……っ」