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加虐の皇子と愛玩ドール
第4章 懲罰指導

「はぁっ、ゃぁぁ……あん……」

 ステンレスのくちばしに、膣腔を広げられてゆく。

 ほづみは首を振りながら、デリケートなところが無機質にいじられる違和感にも優って、身体が疼くような生理的現象にさらわれてゆく。

「抜いて下さい!!」

「あらあら、奥までよく見えること。とっても広いわ……使い古されていると思っていたのに、意外と綺麗な色なのね。それにお汁でクスコが滑りそうなくらい、すごく濡れて……弛みきったお口ねぇ」

「あっはぁっ、ああっ……」

 冷えて顫える粘膜を縫って、温かいものが侵入してきた。しづかの指に、とてつもなく深いところをもてあそばれ出す。

「いやぁあっ、やめて下さい!私っ、私には……あっああっ……、…──?!」

 ちゅうぅっ、と、左の乳首が吸い上げられた。

 ほづみは、しづかに自分の乳房がしゃぶられ出すと、いよいよ焦燥感に迫られる。丸見えにされてなぶられ続ける子宮口、今更脚を閉じたところで完全に逃げ切れよう望みもなくて、そうする内に、しづかのキスが、左胸から右側へ、移っていった。

「いやですいやですっ……先生ぇ!!」

「すぐに張るのね……宍倉さんの、乳首。一体、どれくらいの頻度でヤれば、これだけいやらしい身体になれるのかしら。それとも、抱いてもらえない時は、自分でここ、いじるの?」

「っ……うっ、ぅ、ああっ!!」

 頭の中が真っ白になる。

 あの人以外に触れられたくない。触れさせないと、約束したのに。

 だのに身体が自ずと暴れる。声が勝手に喉から飛び出す。自分自身から奏でられる淫猥な音に、意思をむしり取られてゆく。

「これだけ大きなクスコなら、愛液が出てくる様まではっきり見えるわ……」

 ちゃぷちゃぷ、と、音を立てながら疼くところに、しづかの唾液が注がれてきた。それからまた、指で激しくかき混ぜられる。

「あんっ、あああっ……」

 ほづみは、ようやっと膣鏡が抜けていくと、ほっとして泣きそうになった。







「身体検査は、これで終わり。宍倉さん。貴女、やはり我が校の学生として、正しくないわ」

「すみません」

 ほづみはソファに身体を預けて項垂れていた。

 洋服を身につける許可は、まだ、しづかから出されていない。
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