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加虐の皇子と愛玩ドール
第5章 公認遊戯
「ぅっ、うぅぅ……」
「私はね?ほづみ。君が極限に耐える時が、たまらなく感じるんだ。狂いそうになる様を、感じていたい……本当に壊したいとさえ思う」
例えばこんな風に、と、みおりはほづみの蜜壺に片手を伸ばして、中指からこじ入れてゆく。
三本までは容易く入った。だが、四本、五本目になると、膣口を故意に伸ばしていかねばきつい。みおりはほづみの痛みにしかめる顔を見上げながら、そのみぞおちにキスをして、関節近くの内股を吸い上げて、ぐいぐい片手をその子宮へ突き上げる。
ここまで深くじかにほづみに触れたのは、雅音の店でのあの夜以来だ。濡れた肉をまさぐりながら、声を閉ざされたドールの顔がひときわ歪む箇所を探す。
「んっ、んんんっ、んんんーー!!!」
断末魔の悲鳴と共に、何かが弾ける音がした。
ほづみの口から、淡い鼈甲色の粘液が一筋、こぼれていた。
「そんなに、良いんだ?」
「っ、……んっ、……」
みおりは空いた片手を伸ばして、ほづみの顎を伝った液体を口許まで掬い上げる。
「どうすれば良いか、分かるよな?」
「んっ、ぅ……んっ、はぅっ、はぁっ、はぁ……」
ほづみの膨らんでいた頬が萎んで、グミの咀嚼音が続く。
「ぁっ、はぁっ、ああああっ、ぅっ、……ひぃぃっ!!!……」
みおりが片手を引き抜くと、ぴしゃっ、と、無色透明の海が吹き出た。太ももが、痙攣の余韻に冒されていた。
「あ……あああっ、ああっ!!やぁっ、みおりさんっ、……身体が……あああああっ……」
「潮を吹くなんていやらしい身体が、どうかした?」
「やっ、くる……くる……またイクぅぅぅうううっ……」
みおりがひと撫でしただけで、ほづみの喉からひときわ甘美な声が上がった。ひくつく身体がぐったりして、ぼとぼと愛液が滴り落ちる。
「ソファ、水でもぶっかけたみたくなってる」
「はぁ……はぁ……」
「蝋だけでも取ってやろうか?」
「くっ、薬も……から、だ……あんっ、熱い……おかしくっ、何とか……あああぅっ!!」
ほづみの身体が打ち上げられた魚の如く、がくんとうねった。
みおりはつまんだ陰核を、指の腹で撫で回す。
「あっあっ……」
ほづみの紅色のめしべから、また、真新しい泉が噴き出す。