この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
王女様の不埒な暴走
第4章 執事の噂と王女様の暴走




 リンゼイはジョシュアに覆いかぶさり、手に持つガウンの腰紐でジョシュアの手首を寝台の柵に括りつけた。その間、動揺していたジョシュアはされるがままだ。


 触れてくれずともリンゼイの望みを果たすには、抵抗されれば事を成し得ない。こうする他手立ては思い当たらず、彼を拘束した。


「リ、リンゼイ様! 何をお考えなの、ですか!?」


「酷いことしてごめんなさい……。少しだけ我慢して……くださいますか」


「なり、ません! あなたは、高貴な方、なんです。私などにこのようなこと、なさっては……なり、ません」


 ジョシュアはハァ、ハァ、と熱い呼吸を繰り返し、拘束されてない一方の手でリンゼイの腕を掴んだ。


「身分なんて関係ないです。見てください。今、あなたの前にいる私は、ただの女です」


 リンゼイは泣きそうな顔で微笑みかけると、再び身体を伏せてジョシュアの頬にチュ、チュッと可愛らしい口づけを何度もした。


 ジョシュアがリンゼイの行動に狼狽えている隙に、もう一方の手も余った腰紐で柵に括る。


「解きなさい! 私が本気で怒らないうちに」


 両手を拘束され、媚薬に冒されているはずのジョシュアは尚も必死に理性にしがみつき、声を荒らげ怒鳴りつけた。





.
/408ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ