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王女様の不埒な暴走
第5章 暴走の果ての悲劇




 胸を弄られているはずなのに、どういうわけか下肢が疼いて仕方ない。リンゼイは脚を擦りあわせ、腰を揺すって疼きを散らそうとしていれば。


「ここが、疼きますか?」


「ひあっ……!」


 ジョシュアの腕が下肢へと伸び、秘裂を撫で上げた。途端、鋭い快感がリンゼイを貫く。


「もうこんなにも……。すぐに触って差し上げたいのですが、まずは傷がついていないか確かめなくてはなりません」


 感じ入ったように呟いたあと、ジョシュアはリンゼイの両脚を抱えると膝を持ち上げ、大きく脚が開かせた。


「や、やだぁ……! ジョシュアさん、お願い……見ないでください」


 女性の身体で最も秘めたる部分を曝け出した羞恥に、リンゼイはすすり泣いてかぶりを振る。


「私のは散々見たでしょう? 見るだけでなく、手や唇で奉仕なさったではありませんか。リンゼイ様だけ見られていては、不公平というものではないですか」


 そう言われてしまうとぐうの音もでない。嫌がるジョシュアを拘束までして襲ったのはリンゼイなのだ。自分だけ見られたくないというのは、我が儘というもの。


 リンゼイは下唇を噛み、羞恥に耐える。







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