この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
王女様の不埒な暴走
第5章 暴走の果ての悲劇




「無理なさらなくてもいいですよ。本日、リンゼイ様は学校をお休みになられるとのことですし」


「そう、なの……」


 視察の予定でも入っていただろうか、と考えるが、どうにも頭が働かず生返事をする。


 もう少しだけ寝ようかとも思ったが、ふと何かやらなければならないことがあった気がして、ライラに目覚めのお茶を頼む。


「わかりました。ではご用意いたしますね」


 ライラは丁寧に上掛けをリンゼイの足元に畳んでいく。が、その時だった。


 何かを発見したライラは括目し、みるみる青ざめる。


「リ……リンゼイ様……これ……」


「……?」


 ライラはどうしたのだろう。何をそんなに驚いているのだろうか。


 働かない頭で首を傾げ、ぼんやりとライラが一点に見るそこへと視線を辿る。すると白いリネンに赤いシミができていた。


 それを見ても一瞬なんだか解らない。


「これ……。……リンゼイ様は月のものは先日終えられたばかり……ですよね?」


 ライラが震える声で訊いてきて、「あ!」と声にならない声をあげたとき、ようやく事態を掴め、意識もはっきりとしてきた。







.
/408ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ