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王女様の不埒な暴走
第7章 王女は執事の淫靡なレッスンに溺れる




 リンゼイがどう足掻いてもジョシュアには逆らえない。自慰さえ知らなかったリンゼイに官能を教えたのはこの男なのだ。


 心だけでなく身体まで支配され、胸に秘めるズキズキとした痛みがすり替わったのは、ジョシュアがリンゼイの指を蜜洞へ押し込んだときだ。


「あ……や、こん、な……」


 最初のとき、強引に指を突き入れたときとは違い、トロトロと溢れる愛蜜が潤滑油となり、リンゼイの細い指をすんなりと受け入れる。


 ブルリと細い肢体を戦慄かせるリンゼイ。ジョシュアは満足げに口角を上げる。


「どうなっていますか」


「どう……って?」


「ご自分の中です」


 リンゼイの指に絡みつく媚壁はぬめり、温かい。


「中……熱くて、柔らかくて……濡れています」


「そうですね。今はまだ指で精一杯ですが、もっと柔らかく解し、あとでこちらを呑み込んでいただきます」


 ジョシュアの視線の先には象牙の張り形がある。どうしても避けられないらしい。


「ご自分で好きなように指を動かしてみてください。やれますか」


 指を突き入れられたのだから動かしても痛くはないだろうが……あの時の痛みを思い出し尻込みしてしまう。拒否しても結局はやらされることになるのだろうが、頷くのが恐ろしくて何も答えられずにいると。


「こちらも次からはご自分で出来るようにならなくてはいけませんよ。ちゃんと覚えてくださいね」


 



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