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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第9章 アヒルの雛ー帝side-
俺のYシャツ姿の杏が忙しく動き、テーブルに朝食を並べる。
俺が味噌汁にだしの素を加えて味を調えた。
「いつも飲んでる味噌汁の味です。さすがは帝さん…」
「俺は別に…」
箸で具のワカメが摘まんで驚愕する。
「杏お前…ワカメそのまま入れたのか?」
「はい・・・」
「食べやすい大きさに切ってワカメは入れろよ。全く」
呆れ果てて物も言えない。
「これじゃ誰とも結婚出来ないぞ…」
「料理ってそんなに重要ですか?屋敷では使用人のシェフが毎日作っていますし」
「お前はセレブと結婚すればいい話だな。一般の男とは結婚出来ない」
俺が味噌汁にだしの素を加えて味を調えた。
「いつも飲んでる味噌汁の味です。さすがは帝さん…」
「俺は別に…」
箸で具のワカメが摘まんで驚愕する。
「杏お前…ワカメそのまま入れたのか?」
「はい・・・」
「食べやすい大きさに切ってワカメは入れろよ。全く」
呆れ果てて物も言えない。
「これじゃ誰とも結婚出来ないぞ…」
「料理ってそんなに重要ですか?屋敷では使用人のシェフが毎日作っていますし」
「お前はセレブと結婚すればいい話だな。一般の男とは結婚出来ない」