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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第12章 突然の別れ―杏side-
私達はソファの上でHした。
彼がソファに座り、私が彼の上に乗り掛かった座位の形で絶頂へとの階段を駆け上がる。
快楽を極め、脳裏に白い靄がかかった頃。
突然、誰かがドアをノックした。
私は正気を戻し、一気に現実へと引き戻って行く。
「高井田…お前が此処に居るのは判っているぞ」
ドアの向うに居るのは従兄弟の頼さん。
「杏早く…降りろ」
「え、あ・・・はい」
酷く動揺する私に比べて冷静な帝さん。
私は彼の言葉に弾かれるように彼の上から降りた。
「服を着ろっ」
「はい」
私は床に散らばった下着とドレスをかき集める。
「神宮寺社長も無粋だな・・・」
帝さんもシャツのボタンを留めて、ズボンのジッパーを上げて、ベルトのバックルを締めた。
「俺は帰る。お前はそのまま部屋に居ればいい」
彼がソファに座り、私が彼の上に乗り掛かった座位の形で絶頂へとの階段を駆け上がる。
快楽を極め、脳裏に白い靄がかかった頃。
突然、誰かがドアをノックした。
私は正気を戻し、一気に現実へと引き戻って行く。
「高井田…お前が此処に居るのは判っているぞ」
ドアの向うに居るのは従兄弟の頼さん。
「杏早く…降りろ」
「え、あ・・・はい」
酷く動揺する私に比べて冷静な帝さん。
私は彼の言葉に弾かれるように彼の上から降りた。
「服を着ろっ」
「はい」
私は床に散らばった下着とドレスをかき集める。
「神宮寺社長も無粋だな・・・」
帝さんもシャツのボタンを留めて、ズボンのジッパーを上げて、ベルトのバックルを締めた。
「俺は帰る。お前はそのまま部屋に居ればいい」