この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第14章 5年後・・・-杏side-
私は嫌々ながら帝さんの後を付いて行く。
「失礼します」
「急に呼び出して済まない。杏」
頼さんが私を満面の笑顔で迎え、応接ソファに座らせる。
「杏、飲み物は何がいい?」
「あ、ホットコーヒーで」
「判った。帝、ホット二つだ」
「承知しました」
帝さんは奥の給湯室に姿を消す。
「秘書の仕事には慣れたか?」
「あ、はい」
「どうして沢山ある部署の中から秘書課を選んだ?杏」
「私が希望したのは海外事業部で・・・」
「あれ?叔父さんの訊いた所によると秘書課だと訊いたけど」
「・・・」
帝さんが銀色のトレーを持ち、再び姿を現す。
「どうぞ」
帝さんが私の前に淹れたてのコーヒーをそっと置いた。
「ありがとうございます」
「社長の分です」
「サンキュー。帝」
「失礼します」
「急に呼び出して済まない。杏」
頼さんが私を満面の笑顔で迎え、応接ソファに座らせる。
「杏、飲み物は何がいい?」
「あ、ホットコーヒーで」
「判った。帝、ホット二つだ」
「承知しました」
帝さんは奥の給湯室に姿を消す。
「秘書の仕事には慣れたか?」
「あ、はい」
「どうして沢山ある部署の中から秘書課を選んだ?杏」
「私が希望したのは海外事業部で・・・」
「あれ?叔父さんの訊いた所によると秘書課だと訊いたけど」
「・・・」
帝さんが銀色のトレーを持ち、再び姿を現す。
「どうぞ」
帝さんが私の前に淹れたてのコーヒーをそっと置いた。
「ありがとうございます」
「社長の分です」
「サンキュー。帝」