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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第14章 5年後・・・-杏side-
「杏が望んだのは海外事業部らしいぞ。帝」
「そうですか・・・」
帝さんは頼さんの背後に控える。
「てっきり帝のコトが忘れられなくて、秘書課を希望したんだと思った」
「私…高井田さんのコト。今は何とも思っていませんから」
私は帝さんに未練があると思い込んでいた頼さんに反論した。
事実だけど…癪に障った。
「もう5年も前のコトですよ。社長」
「あれからもう5年も経ってるのか…月日が経つのは早いな。まぁ、女子高生だったん杏も社会人1年生だからな。で、彼氏は居るのか?杏」
「社長、従兄弟とは言え、その質問は立派なセクハラですよ」
「セクハラになるのか?杏」
「頼さんはそんなくだらない質問をする為に私を呼び出したんですか?」
「そうだけど」
頼さんはしれっと返した。
「そうですか・・・」
帝さんは頼さんの背後に控える。
「てっきり帝のコトが忘れられなくて、秘書課を希望したんだと思った」
「私…高井田さんのコト。今は何とも思っていませんから」
私は帝さんに未練があると思い込んでいた頼さんに反論した。
事実だけど…癪に障った。
「もう5年も前のコトですよ。社長」
「あれからもう5年も経ってるのか…月日が経つのは早いな。まぁ、女子高生だったん杏も社会人1年生だからな。で、彼氏は居るのか?杏」
「社長、従兄弟とは言え、その質問は立派なセクハラですよ」
「セクハラになるのか?杏」
「頼さんはそんなくだらない質問をする為に私を呼び出したんですか?」
「そうだけど」
頼さんはしれっと返した。