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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第14章 5年後・・・-杏side-
「仕事に戻っていいですか?」
「質問に答えれば戻っていいぞ」
「居ます。これでいいですか?」
「そうか…居るのか。ちなみに帝は居ないぞ。杏」
「私にとって高井田さんは過去の人です」
「過去の人か…残念だな。帝」
「社長貴方は俺と香芝さんをどうさせたいんですか?」
「二人には是非、結婚して貰って…帝には俺の身内になって欲しいと望んでいる」
私と帝さんが結婚!!?
「社長貴方には何度も言っているでしょ?俺は一生結婚しないと」
「それは耳にタコが出来る位訊いた」
「では二度と言わないで下さい!」
ポーカーフェイスだった帝さんが怒りを露わにして頼さんに言い放った。
「!?」
室内に内線電話の音が響く。
帝さんが電話を取り、応対する。
「はい、こちら社長室。判った。直ぐに向かう」
「どうした?帝」
「アポの時間には早いようですが…10時に面会予定でした『鹿島食品』の鹿島社長がお見えになっているそうです」
「そうか」
「俺はエントランスに向かいます」
「頼む。杏…今すぐテーブルの上のコーヒーを下げてくれ」
「え、あ・・・はい」
「質問に答えれば戻っていいぞ」
「居ます。これでいいですか?」
「そうか…居るのか。ちなみに帝は居ないぞ。杏」
「私にとって高井田さんは過去の人です」
「過去の人か…残念だな。帝」
「社長貴方は俺と香芝さんをどうさせたいんですか?」
「二人には是非、結婚して貰って…帝には俺の身内になって欲しいと望んでいる」
私と帝さんが結婚!!?
「社長貴方には何度も言っているでしょ?俺は一生結婚しないと」
「それは耳にタコが出来る位訊いた」
「では二度と言わないで下さい!」
ポーカーフェイスだった帝さんが怒りを露わにして頼さんに言い放った。
「!?」
室内に内線電話の音が響く。
帝さんが電話を取り、応対する。
「はい、こちら社長室。判った。直ぐに向かう」
「どうした?帝」
「アポの時間には早いようですが…10時に面会予定でした『鹿島食品』の鹿島社長がお見えになっているそうです」
「そうか」
「俺はエントランスに向かいます」
「頼む。杏…今すぐテーブルの上のコーヒーを下げてくれ」
「え、あ・・・はい」