この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第14章 5年後・・・-杏side-
私は頼さんの指示通り、テーブルの上のコーヒーを給湯室に運んだ。

帝さんが私の為に淹れてくれたコーヒー。一口も飲まずに捨てるのは悪いと思い、一口だけ口にした。

5年前・・・
私と帝さんを別れさせたのは頼さんだった。
なのに、今は私と帝さんの結婚を望んでいるなんて身勝手な人。

「悪いな。香芝さん」
「いえ」
帝さんが慌てた様子で給湯室に入って来た。

「私、お手伝いします」
「助かるよ」

私と帝さんの二人で『鹿島食品』の鹿島社長のコーヒーを用意した。

「どうぞ」
私が鹿島社長と秘書の方にコーヒーを運んだ。
「君は?」

「秘書課に配属になりました新入社員の香芝杏と申します」

「香芝?」

「副社長の一人娘で俺の従兄弟です。鹿島社長」

「へぇーあの副社長の一人娘??」

「そうです」

「こんな美人な娘さんが居たのか…知らなかったな」
鹿島社長はお父様をご存知の様子。
/251ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ