この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第18章 甘い瞳―杏side-
隣の会議室へと入った。

「話って・・・」
「話はない」
「だって…頼さんが・・・」
「社長はああ言ったけど…俺には何も話すコトがない」
「では、どうして私をここに連れ込んだのですか?」

帝さんは何も言わず私の腰を抱いて引き寄せた。
彼はカラダを屈め、しっかりと腕の中に私を抱き締める。
5年前とこの体格差は変わらない。彼の広い腕の中に私のカラダはすっぽりと入ってしまう。
帝さんの突然の抱擁を黙って受け入れ、彼の筋肉質な両腕、逞しい胸板に至福を噛み締めて、そのまま頬を寄せた。

「逃げないのか?」
「はい」

帝さんは少し間を作り、唇にキスを落とした。

浅いキスから少しずつ角度を変え、深いキスが落とされる。
開いた私の唇の隙間に帝さんの舌がねじ込まれ、そのまま口内を蹂躙していく。

抱き締められた腕に・・・口内に彼の体温を感じる。

息が上手く継げないのを息苦しく思うが。

それすらも幸せだった。








/251ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ