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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第18章 甘い瞳―杏side-
隣の会議室へと入った。
「話って・・・」
「話はない」
「だって…頼さんが・・・」
「社長はああ言ったけど…俺には何も話すコトがない」
「では、どうして私をここに連れ込んだのですか?」
帝さんは何も言わず私の腰を抱いて引き寄せた。
彼はカラダを屈め、しっかりと腕の中に私を抱き締める。
5年前とこの体格差は変わらない。彼の広い腕の中に私のカラダはすっぽりと入ってしまう。
帝さんの突然の抱擁を黙って受け入れ、彼の筋肉質な両腕、逞しい胸板に至福を噛み締めて、そのまま頬を寄せた。
「逃げないのか?」
「はい」
帝さんは少し間を作り、唇にキスを落とした。
浅いキスから少しずつ角度を変え、深いキスが落とされる。
開いた私の唇の隙間に帝さんの舌がねじ込まれ、そのまま口内を蹂躙していく。
抱き締められた腕に・・・口内に彼の体温を感じる。
息が上手く継げないのを息苦しく思うが。
それすらも幸せだった。
「話って・・・」
「話はない」
「だって…頼さんが・・・」
「社長はああ言ったけど…俺には何も話すコトがない」
「では、どうして私をここに連れ込んだのですか?」
帝さんは何も言わず私の腰を抱いて引き寄せた。
彼はカラダを屈め、しっかりと腕の中に私を抱き締める。
5年前とこの体格差は変わらない。彼の広い腕の中に私のカラダはすっぽりと入ってしまう。
帝さんの突然の抱擁を黙って受け入れ、彼の筋肉質な両腕、逞しい胸板に至福を噛み締めて、そのまま頬を寄せた。
「逃げないのか?」
「はい」
帝さんは少し間を作り、唇にキスを落とした。
浅いキスから少しずつ角度を変え、深いキスが落とされる。
開いた私の唇の隙間に帝さんの舌がねじ込まれ、そのまま口内を蹂躙していく。
抱き締められた腕に・・・口内に彼の体温を感じる。
息が上手く継げないのを息苦しく思うが。
それすらも幸せだった。