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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第18章 甘い瞳―杏side-
朝一番に交わした帝さんとの熱いキス。
私の頭の中はキスシーンばかりが何度も再生され、仕事に身が入らなかった。
気を取り直して昼休憩から戻った。
「貴方を待っていたのよ」
小柳さんが私の右手を掴んだ。
「何ですか?小柳先輩」
「社長がお呼びなの」
「ええ~っ!?」
また…昨日のようにくだらない質問を投げかけられるかしら?
「失礼します」
社長室に入ると応接ソファには帯刀部長が腰を下ろしていた。
「戻ったか…俺の隣に座れっ。杏」
頼さんが自分の隣の空いたスペースを叩き、座るよう促した。
私は促されるまま、頼さんの隣に腰を下ろした。
小柳先輩は帯刀部長の隣に座る。
「一体私に何の用ですか?」
「帝…コーヒーを二人に淹れてくれ」
「承知しました」
私の頭の中はキスシーンばかりが何度も再生され、仕事に身が入らなかった。
気を取り直して昼休憩から戻った。
「貴方を待っていたのよ」
小柳さんが私の右手を掴んだ。
「何ですか?小柳先輩」
「社長がお呼びなの」
「ええ~っ!?」
また…昨日のようにくだらない質問を投げかけられるかしら?
「失礼します」
社長室に入ると応接ソファには帯刀部長が腰を下ろしていた。
「戻ったか…俺の隣に座れっ。杏」
頼さんが自分の隣の空いたスペースを叩き、座るよう促した。
私は促されるまま、頼さんの隣に腰を下ろした。
小柳先輩は帯刀部長の隣に座る。
「一体私に何の用ですか?」
「帝…コーヒーを二人に淹れてくれ」
「承知しました」