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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第19章 社長の思惑
俺は杏の表情に口許を綻ばせる。
俺の姿に先に気づいたのは隣に座る小柳さん。
「香芝さん」
「!?」
杏は後ろを振り返りキョトンした目で俺を見る。
「えーと香芝さん。社長がお呼びです」
「…どうせまた…くだらない話をするんでしょ?私は今文書作成忙しいので行けません」
俺でも社長命令には従うのに。杏は大した度胸の持ち主だ。
「香芝さん…社長の命令に逆らわれると俺の方が怒られてしまいます。どうか一緒に来て下さい」
俺は杏の説得を試みる。
「高井田さんが怒られるなら一緒に行きます」
杏は惚れた弱みが簡単に折れてしまい、俺と共に社長室に入った。
「お呼びですか?社長」
「遅いぞ。杏」
「彼女も仕事で忙しいんですよ」
俺の姿に先に気づいたのは隣に座る小柳さん。
「香芝さん」
「!?」
杏は後ろを振り返りキョトンした目で俺を見る。
「えーと香芝さん。社長がお呼びです」
「…どうせまた…くだらない話をするんでしょ?私は今文書作成忙しいので行けません」
俺でも社長命令には従うのに。杏は大した度胸の持ち主だ。
「香芝さん…社長の命令に逆らわれると俺の方が怒られてしまいます。どうか一緒に来て下さい」
俺は杏の説得を試みる。
「高井田さんが怒られるなら一緒に行きます」
杏は惚れた弱みが簡単に折れてしまい、俺と共に社長室に入った。
「お呼びですか?社長」
「遅いぞ。杏」
「彼女も仕事で忙しいんですよ」