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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第3章 初めてのアルバイト―杏side-
鳥籠の小鳥は何も出来なかった。
「仕事する気あるの?そんな風に消極的だと、何処も採用してくれないよ」
彼の言葉は一般的。
「私は大学卒業したら、父の決めた人と結婚します…」
「君はそれでいいの?」
「…いいワケ有りません…」
「籠の中の鳥は…上手く飛ぶコトも出来ないようだな…。まぁ―いいよ。仕事は俺が教えてやる。時給は800円からだけどいい?」
「あ、はい・・・」
彼は善意で、何も出来ない私を採用した。
「仕事する気あるの?そんな風に消極的だと、何処も採用してくれないよ」
彼の言葉は一般的。
「私は大学卒業したら、父の決めた人と結婚します…」
「君はそれでいいの?」
「…いいワケ有りません…」
「籠の中の鳥は…上手く飛ぶコトも出来ないようだな…。まぁ―いいよ。仕事は俺が教えてやる。時給は800円からだけどいい?」
「あ、はい・・・」
彼は善意で、何も出来ない私を採用した。