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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第4章 ビスクドールー帝side-
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その人形ちゃんが俺の腕の中に飛び込んで来た。
人形ちゃんが俺の隣で粗食を喜んで食べている。
その頬の赤みははにかんだ証拠。
何故?杏が俺の事務所のアルバイトを志望したのか…理由は判っていた。
杏は痴漢から救った時、俺に一目惚れしたんだと思う。
彼女は必死に隠そうとしているが、俺には彼女のキモチはお見通し。
嘘も付けなさそうな純粋な心を持つ杏。
意中の俺が一言でも耳許で愛を囁けば忽ち…腕の中に堕ちるだろうに。
でも、真っ白な彼女を黒く染めてみたいそんな興味本位なキモチも少しあった。
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その人形ちゃんが俺の腕の中に飛び込んで来た。
人形ちゃんが俺の隣で粗食を喜んで食べている。
その頬の赤みははにかんだ証拠。
何故?杏が俺の事務所のアルバイトを志望したのか…理由は判っていた。
杏は痴漢から救った時、俺に一目惚れしたんだと思う。
彼女は必死に隠そうとしているが、俺には彼女のキモチはお見通し。
嘘も付けなさそうな純粋な心を持つ杏。
意中の俺が一言でも耳許で愛を囁けば忽ち…腕の中に堕ちるだろうに。
でも、真っ白な彼女を黒く染めてみたいそんな興味本位なキモチも少しあった。