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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第5章 募る想い―杏side-
二人だけの事務所内。
私のキーボードを叩く音だけが辺りに響く。
高井田さんは黙って眉を顰めて、資料に目を通していた。
高井田さんは私にとって初めて恋した男性。
直感で思った。私は彼以外を男性を愛せないと。
彼自身は強い引力を持つ魅力的な人。内から溢れる自信。困難なコトに率先して立ち向かう姿勢。
弁護士と言う職業は彼にとって天職だと思った。
私は正直言って、自分に全く自信が持てない。高井田さんの自信を少し分けて欲しい。
大胆にも彼の懐に飛び込み、仕事の手伝いを始めたが・・・
私自身は何も変わっていなかった。彼と過ごす時が片恋の切なさを増幅させるだけだった。
私のキーボードを叩く音だけが辺りに響く。
高井田さんは黙って眉を顰めて、資料に目を通していた。
高井田さんは私にとって初めて恋した男性。
直感で思った。私は彼以外を男性を愛せないと。
彼自身は強い引力を持つ魅力的な人。内から溢れる自信。困難なコトに率先して立ち向かう姿勢。
弁護士と言う職業は彼にとって天職だと思った。
私は正直言って、自分に全く自信が持てない。高井田さんの自信を少し分けて欲しい。
大胆にも彼の懐に飛び込み、仕事の手伝いを始めたが・・・
私自身は何も変わっていなかった。彼と過ごす時が片恋の切なさを増幅させるだけだった。