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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第6章 初めてのデート―杏side-
「俺に結婚を望むなら、このまま…別れよう」
「私は…」
私のキモチを知ってるクセに…
「帝さんにとって私は…」
「男はキモチが無くても、本能で抱けるんだ。今だって…少し刺激されれば…直ぐに勃っちまうんだ。男は不埒なカラダを持った動物だ」
帝さんは空になったグラスにワインを注ぐ。
「あれは杏が望んだ。俺はそれに応えた。それだけだ・・・」
帝さんは自身の意に添わない女性は容赦なく切り捨てるタイプなんだ。
あんなに彼の腕の中は温かで心地の良かったはずなのに、それはまやかしで彼は氷のように冷たい男だった。
「私は…」
私のキモチを知ってるクセに…
「帝さんにとって私は…」
「男はキモチが無くても、本能で抱けるんだ。今だって…少し刺激されれば…直ぐに勃っちまうんだ。男は不埒なカラダを持った動物だ」
帝さんは空になったグラスにワインを注ぐ。
「あれは杏が望んだ。俺はそれに応えた。それだけだ・・・」
帝さんは自身の意に添わない女性は容赦なく切り捨てるタイプなんだ。
あんなに彼の腕の中は温かで心地の良かったはずなのに、それはまやかしで彼は氷のように冷たい男だった。