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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第7章 甘濡れのラブホー杏side-
自動計算機で精算を済ませて、ホテルの外を出ると空は群青色に染まっていた。


やはり、冷房のきいた場所から外に出ると少し動くだけでカラダが汗ばんで来る。


「門限は19時だったな・・・今からなら間に合うが…何で帰る?」


「あ・・・」


両親は海外。


監視の目も手ぬるいと思い、私は使用人達には高校の友人の家に泊まると言って出て来た。


「今日は帰れなくて…」


二人で朝を迎えたいと思ったけど・・・


あんな風に抱かれたら今度こそカラダが壊れちゃう。

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