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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第1章 駅カレ―杏side-
私がチラリと後ろを振り向くと、バーコードのような薄毛の男性がニヤリと顔を見て笑う。
お父様よりも少し年は若いが、一回り以上も年の差がある中年男性。
彼の手が私のお尻を触っていた。
―――――生まれて初めて痴漢に遭遇した。
『この人痴漢です!!』と大声を上げれば、周囲の人達が何とかしてくれるかもしれないけど。
元々、おっとりした無口な私の性格では出来なかった。
私は彼のされるがままにお尻を触られ続ける。次第に、男性は調子に乗り、スカートの中に手を差し入れて来た。
汗ばんだ手が太腿を厭らしく撫でる。全身が総毛立ち、気味が悪く身震いを起こす。
お父様よりも少し年は若いが、一回り以上も年の差がある中年男性。
彼の手が私のお尻を触っていた。
―――――生まれて初めて痴漢に遭遇した。
『この人痴漢です!!』と大声を上げれば、周囲の人達が何とかしてくれるかもしれないけど。
元々、おっとりした無口な私の性格では出来なかった。
私は彼のされるがままにお尻を触られ続ける。次第に、男性は調子に乗り、スカートの中に手を差し入れて来た。
汗ばんだ手が太腿を厭らしく撫でる。全身が総毛立ち、気味が悪く身震いを起こす。