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理想と偽装の向こう側
第8章 絶対服従
シャワーを浴び、服を着た。
引きちぎられたシャツのボタンを見つけたが、ソーイングセットは持ってない。
ホテルに言えば貸してくれるだろうが、付ける気力は今は無かった。
例えボタンを付けても、キスマークは微妙に見える。
この位地に付けたのも、態とだろう。
空調対策で持ち歩いてるスカーフを巻くと、胸元は上手く隠せた。
明日から、着る服に気を付けないと…
毎日が、気が重くなりそうだな…。
そして起きた出来事を忘れたい思いで、ホテルを後にした。