この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第10章 信頼と疑惑
私は、床に座り嘉之の寝顔を眺めていた。


ただでさえ細めなのに、顔が一段とシャーブになってしまってる。


高くはないけど、筋が通った鼻先を人差し指で押さえてみた。


「ぷっ…」


こんなことしたの初めてかも。


お気に入りの真っ黒な髪…

前髪を払うとサラサラ落ちる。


「あっ、剃り残し」


顎にちょこっと残った髭を発見しワクワクした。


そういえば…
今日は、キスもしてないや…。


でも毎回身体を繋げるより、こんな日もいいなぁ~と思う。


一緒に住めたら、こんな毎日になるのかもしれない。
いつか、そんな日が来るといいな…。


「帰ろっと!」


『今日は帰るね。鍵はドアポケットに入れたよ』


メモを書き残して、私は部屋を出た。 


いい夢、見れますように…。

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ