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そのキスは許されていない……
第2章 私の妻(おんな)
振り向きざま視界に入った女が持っていたのは手錠で…
あっという間に両手を拘束され、
もの凄い力に驚く間もなく引きずって行かれた。
部屋の向こうは中央に大きなベッド……
手錠から伸びる紐を器用にベッドヘッドに素早く結わくと、
ベッドに放り込まれた。
それから私のズボンのすそに触れて…
ひと思いに引き裂いた。
両手を戒められお手上げの状態で私がこれでもかと見開いた目を、
愛おしそうな瞳で見つめ返してきてから…
起立するソレにゆっくりと手を伸ばしてきた。
「お屋敷の旦那様が私の望みを叶えてくださったから…
あなたは今夜から私の唯一の旦那様」
そそり立つソレをべろりとひと舐めする。
発される穏やかな言葉には似つかわしくない表情で囁く。
「それはどういう事だ?お前の望みとは…
いったいなんだったんだ?」
「お嬢様にお仕えするあなたを一目見た時からお慕いしておりました。
あなたの妻になり、あなたの子をこの腹に授けていただくことが…
私が旦那様に懇願した望みなのです。
あなた様がお嬢様を思っていても…
構いません。明日、入籍して私たちは夫婦になるのですから」
「その気持ちはありがた迷惑だ。それに…
明日夫婦になる?お前と私が??
そんなことは絶対にありえない…」
この女はどれだけ狂っているのだろうか?
あっという間に両手を拘束され、
もの凄い力に驚く間もなく引きずって行かれた。
部屋の向こうは中央に大きなベッド……
手錠から伸びる紐を器用にベッドヘッドに素早く結わくと、
ベッドに放り込まれた。
それから私のズボンのすそに触れて…
ひと思いに引き裂いた。
両手を戒められお手上げの状態で私がこれでもかと見開いた目を、
愛おしそうな瞳で見つめ返してきてから…
起立するソレにゆっくりと手を伸ばしてきた。
「お屋敷の旦那様が私の望みを叶えてくださったから…
あなたは今夜から私の唯一の旦那様」
そそり立つソレをべろりとひと舐めする。
発される穏やかな言葉には似つかわしくない表情で囁く。
「それはどういう事だ?お前の望みとは…
いったいなんだったんだ?」
「お嬢様にお仕えするあなたを一目見た時からお慕いしておりました。
あなたの妻になり、あなたの子をこの腹に授けていただくことが…
私が旦那様に懇願した望みなのです。
あなた様がお嬢様を思っていても…
構いません。明日、入籍して私たちは夫婦になるのですから」
「その気持ちはありがた迷惑だ。それに…
明日夫婦になる?お前と私が??
そんなことは絶対にありえない…」
この女はどれだけ狂っているのだろうか?