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女子大生 成宮恵理
第14章 そっち行っていい?
部屋の電気を消してからも二人はなかなか眠りにつく事ができずにいた。
特に悠一郎は全く寝る気がないのか、まだソファの事でグダグダ言っている。
「やっぱりソファだと寝れねぇなぁ、身体伸ばせないしさぁ。あーこれ朝起きたら絶対身体痛くなってるパターンだわ。」
「仕方ないでしょ。ソファが嫌だったら床に寝るしかないよ?」
「それもっとキツイって。なぁ恵理ぃ、そっち行っちゃダメ?」
「ダーメ。」
「マジで寒いんだけど。」
「我慢して。」
恵理は我儘な悠一郎を突き放すようにそう言って、目を閉じて寝たふりをしてみせた。
本当はまだ全然眠くない。
こうやって悠一郎とからかい合ったりするのが楽しいから。
でも、布団がないのはちょっと可哀想かなぁ。
恵理が目を閉じながらそんな事を思っていると、不意に掛け布団が上にゆっくりと持ち上がった。
「え?」
なんだろうと目を開けると、そこには布団に入ってこようとする悠一郎の姿が。
「おじゃましまーす。」
「えっ!?ちょ、ちょっと!何で入ってくるのよ!」
驚いた様子で慌てて起き上がる恵理。
「寒くて限界なんだって。あーあったけぇ、恵理だけ布団の中とかズルイって。」
特に悠一郎は全く寝る気がないのか、まだソファの事でグダグダ言っている。
「やっぱりソファだと寝れねぇなぁ、身体伸ばせないしさぁ。あーこれ朝起きたら絶対身体痛くなってるパターンだわ。」
「仕方ないでしょ。ソファが嫌だったら床に寝るしかないよ?」
「それもっとキツイって。なぁ恵理ぃ、そっち行っちゃダメ?」
「ダーメ。」
「マジで寒いんだけど。」
「我慢して。」
恵理は我儘な悠一郎を突き放すようにそう言って、目を閉じて寝たふりをしてみせた。
本当はまだ全然眠くない。
こうやって悠一郎とからかい合ったりするのが楽しいから。
でも、布団がないのはちょっと可哀想かなぁ。
恵理が目を閉じながらそんな事を思っていると、不意に掛け布団が上にゆっくりと持ち上がった。
「え?」
なんだろうと目を開けると、そこには布団に入ってこようとする悠一郎の姿が。
「おじゃましまーす。」
「えっ!?ちょ、ちょっと!何で入ってくるのよ!」
驚いた様子で慌てて起き上がる恵理。
「寒くて限界なんだって。あーあったけぇ、恵理だけ布団の中とかズルイって。」