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女子大生 成宮恵理
第15章 俺、恵理の事好きだよ
悠一郎は真剣な表情でじっと恵理の目を見つめてきた。

恵理もその視線に身体が固まってしまって、合った目を外す事ができない。

恋する相手にこんな風に見つめられたら、誰でも動けなくなってしまうだろう。

思考は停止して、息をする事さえ忘れてしまう。


1秒が10秒にも1分にも感じられる時間の流れの中、無言のまま見つめ合う二人。

そして何かを確かめるようにして悠一郎の顔が徐々に恵理の顔に近づいていく。

もうあと数センチという所まできて、本能的に悟った恵理は自然と目を閉じた。


「……ン……」


ゆっくりと柔らかに重なり合う、悠一郎と恵理の唇。

しかし一度目のそのキスは緊張のせいで息が続かなくなり数秒で恵理の方から離れた。


「……ハァ……はぁ……」


息継ぎをして潤んだ目を開き、悠一郎の顔を見つめる。

そしてキスをしてしまった言い訳を探すようにして恵理は口を開いた。


「悠一郎君、凄い酔ってるでしょ?」


「あぁ、酔ってるよ……恵理も酔ってるんだろ?」


「……うん……」


二人で言い訳を確かめ合った後、悠一郎は再び顔を近づけ、恵理も目をそっと閉じた。


「……ン……」


ここからはもう、止められなかった。

二度目のキスは大人のキス。

唇の感触を互いに感じあった後は、すぐに悠一郎の舌が侵入してきて恵理も口を半開きにして舌を絡めた。

肩や手が触れただけでもあれだけドキドキしたのに、キスをして舌を絡ませるなんて。

恵理の体温は頭の中まで溶けそうな程急激に上昇していく。

口の中は凄く敏感になっていて、悠一郎の舌のザラザラを感じると唾液の分泌量が一気増した。

そして恵理の唾液を二人で分けて潤滑油にすることで、ネットリとした濃厚なディープキスになる。

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