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女子大生 成宮恵理
第26章 どうしよう!
「ん……ああ、もう起きてたんだ?」
そこで隣の悠一郎も目を覚まし、身体を起こしてきた。
「え?キャッ!」
恵理は慌てて布団で裸体を隠した。
寝起きの悠一郎は目を擦りながらそれを見て笑う。
「ハハッ、何今更恥ずかしがってんの、昨日散々見せ合っただろ?」
「で、でも……」
恥ずかしそうに顔を赤くしながら布団の中に潜り込んで顔だけ出す恵理。
「ね、ねぇ、私の服どこ?」
「下の方にあるんじゃね?ていうかシャワー浴びて来いよ、俺もその後入りたいし。」
確かに少し身体がベタベタする。
「……うん。」
「あ、それとも一緒に入る?」
「一緒に……だ、だめっ!いやあの……い、いいよ、1人で入るから。」
「ハハッ、なに動揺してんだよ。恵理ってホント恥ずかしがり屋さんだよな、すぐ顔赤くなるし。」
そう言って悠一郎は恵理の頭を手でクシャクシャと撫でてみせた。
頭を撫でられた恵理の顔はさらに紅潮して耳まで赤くなった。