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女子大生 成宮恵理
第26章 どうしよう!

「ねぇ悠一郎君、ちょっとあっち向いてて。とりあえず服着るから。」


「え、別にいいじゃん、そのまま裸で行けば。」


「いいから、恥ずかしいの。その……見られるの……」


「ハハッ、分かったよ。」


悠一郎が背中を向けると、恵理は裸のままベッドが出て服を探した。

そして下着や部屋着を着ると、タオルと着替えの服も用意して浴室へ向かった。

恥ずかしがりながらも、悠一郎と朝を迎えた事が嬉しいのか、恵理は表情には笑顔が混じっていた。

朝起きて、隣に好きな人が寝ていたら、誰だって心の底では嬉しくなってしまうものだ。


脱衣所でもう一度裸になって浴室に入り、シャワーを出して、しばらく無心でぬるいお湯を浴びる。

あんなに沢山セックスをしたのは初めてだったし、あんなに沢山感じてしまったのも初めて。

だからやっぱり少し身体が重く感じる。

ザーという音を立ててお湯が流れていく。

頭の中が少しずつクールダウンしていって、次第に冷静さを取り戻していく恵理。

悠一郎と一緒にいる事も、朝少し驚いてしまった事も、一旦リセットされる。

そして、突然ハッと現実が頭の中に降りてきた。

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