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びっちカノジョ 【1期目】
第7章 Scene.06
 
 結局アタシはシーツを被る事も無く裸の儘。

「あ、あの…。一応、ボクは『シュウ』って言うんだ」

 唐突に自己紹介された。

 ツンツン黒髪の十八歳。

 顔立ちもイケメンに近い。

 アタシより高身長の痩せ形。

 あっちの人種のような格好。

 RPGにある勇者みたいな服。

 魔王でも居るの?と思いたくなる。

 でも、V字型水着のアタシに反応するトコを見ると、人種が分からない。

「あ、アタシは『アカネ』よっ」

 トンガリ帽子の、まるで魔女っ娘みたいなコスプレ。

 赤髪ロングの十八歳。

 可愛い顔立ちに、背は低い痩せ形。

 やっぱりアタシの姿で赤面しまくり。

 人種が分からない。

「この流れでいったらオレも…か」

「…別に要らないけど?」

「オレは『リュウジ』だ」

 要らないって言ったのに自己紹介された。

 絶対カタギには見えないようなヒゲ面。

 黒髪オールバックの二十八歳。

 縦縞黒スーツに緩めた黒ネクタイ。

 カタギじゃ無いでしょ、絶対。

 一番背が高く、そこそこガタイも良い。

 コイツは確実にこっちの人種。

「………で」

 期待を込めた視線を向けられた。

「はぁ………」

 スラリと伸びた美脚になった脚を組む。

 軽く指先で方までの髪を払う。

「アタシは…『エリス』って呼んでくれればいいわよ」


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