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びっちカノジョ 【1期目】
第7章 Scene.06
「何が『また後で』よ…。付き纏われるのかしら………」
溜息出そう。
そもそも、第一印象が悪いって言ったのに。
『じゃ、後は上がるだけだね』
ポジティブだ。
それよりも、カラダ目当てでもないのに、アタシみたいな痴女に接してくるとか訳分かんない。
押し付けがましい正義感だけで動いてるんだろうけど。
勇者みたいな格好してるから、正義感が溢れ過ぎちゃってるのかもしれない。
アタシのカラダに一定以上の興味示さないとか、なんか屈辱もある。
けど、まぁ………。
面白いヤツ。
「………で、何でアンタは?」
向かいのベッドに座った儘、出て行かなかったスーツ男。
「そりゃぁ……なぁ………」
リュウジのギラついた目。
これよ。
男がアタシを視る目。
顔も肩もおっぱいもお腹も太腿も脚も舐め回す視線。
「ふふっ………」
思わず笑みが溢れる。