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びっちカノジョ 【1期目】
第13章 Scene.12
「と、おばさんの思惑通りにヤりまくったら………」
見付けた小川で水浴びしながら振り返る。
荷台の上で伸びてる三人組。
「まだ…先よねぇ………」
見渡す限り緑。
山の中腹辺りだとしか分からない。
しかし、馭者も伸びてたら進みようが無い。
かと言って、山道をミュールで歩く事なんてしたくない。
試しにスニーカーを出そうと願ったら、踵が無かった。
中途半端すぎ。
相変わらず、エロい格好にしかならない。
「…とにかく…目を覚ますの待つしか無いわねぇ………」
裸のまま岩に腰を下ろして、荷台から持ってきたバナナをパクリ。
虫の鳴き声しか聞こえない。
今まで夜通し賑わう風俗街の一角に居ただけに、物静かなのは久しぶり。
「たまには…良いかもねぇ」
脚を伸ばして、全身で開放感を味わう。
ノンビリした雰囲気に身を委ねてみた。