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第13章 Scene.12

　
　頼まれた。

「まだ、姐御を知らない連中も居るので、山の中を歩かれると困りますっ」

「………何で？」

「間違ってアッシらのように姐御を襲ったらそいつらの」

「………へぇ………そいつらの？」

「い、いえっ。姐御の身が危ないので、暫く滞在して下さいっ。どぉぉぉか、お願いしますっ」

　土下座までされたら無碍に出来ない。

　暫くは豪邸に引き籠もるしか無かった。

　宛がわれた部屋は、天蓋付きのキングサイズベッドが置かれた、何とも煌びやかな部屋だった。


―――――――――


「おいっ。新しいオンナを攫ってきたみたいだぜ？」

「何でも裸同然の格好してるんだろ？」

「デカパイでマンコの締まりも良いらしいな」

「自分からケツにも挿入れてくれって強請ったらしいぞ？」

「ビッチオンナ拾って来たのかよ」

「でも、ヤりまくっても大丈夫らしいぜ？」

「ザーメン塗れになっても強請るくらいらしいしな」

「それ、頭イカレてるんじゃねぇのか？」

「それが意外と頭良さげな綺麗な姉ちゃんらしいわ」

「………これからヤりに行くか？」

「全員でヤったらそれこそ頭イカレて、ガバマンになりそうだな」

「………お前ら…オレみたいになりたくなかったら止めとけ」

「ヒエェェェッ!?」