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第14章 Scene.13

　
「という事で…」

「姐御移動しまぁす」

「きゃぁっ!?」

　いきなり二人に持ち上げられた。

「ちょ、な、何よっ？」

　両脇と両脚を持たれて、ザーメンパックのエロボディが運ばれる。

「その儘って訳にゃいかんでしょ？」

「そ、そりゃ…そう…だけどぉ………」

「良いモン見せて貰ったお返しっス」

「だ、だけどぉ………」

　えっちらおっちらと豪邸の中に運ばれていく。

　何だか荷物のようでイヤだ。

「だ、だったらぁ、アタシとシたらいくらでも視られるじゃないのぉっ」

「いやぁ…アッシらじゃ、見る前にダウンしてますからねぇ」

「姐御を相手にするなら、もっと体力つけてからっス」

「で、でも、もう少し運び方ってもん」

「はい、到着っスよぉっ」

「へっ？　きゃぁっ!?」

　浮遊感を感じたと思ったら、一気に息苦しくなった。

　カラダを包む暖かさ。

　ゴボゴボとカラダのナカに入ってくる液体。

　浴槽に投げ込まれた。

「ぷはぁっ！　あ、アンタたちねぇっ！」

　絶対アタシの事を恐れてるとは思えなかった。