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第15章 Scene.14

　
　疑問を浮かべながらも、最奥へと進み続けた三人。

　徐々に向かってくる獣人は減りながらも、山賊は床に転がる姿しか見ていなかった。

「ちょっと…これ………」

　薄々と勘付いていたアカネの表情が曇る。

「まだ分からないだろっ」

　最悪の事態を想像しながらも、シュウは声を張り上げた。

「アイツらなら…きっと………」

　一縷の望みを捨てずに突き進んでいたリュウジ。

　不意に立ち止まった、その視線の先。

「えっ!?　ちょ、ちょっと………」

「…マジ…かよ………」

　リュウジの視線を追った二人は、目を丸くさせ言葉を無くした。

　広い廊下に群がっている獣人。

「ﾝﾊｧｯ…ﾊｧｯ…あぁあぁんっ！　もっと…もっとよぉっ！
　もっと……ケモノチンポ……ぶち込んでぇぇぇっ!!」

　その中心には、カラダ中を白濁の液体に塗れさせてよがり狂うエリスの姿があった。