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びっちカノジョ 【1期目】
第3章 Scene.02
 
「…何なのよぉ…」

 文句しか出ない。

 やっとヤられると思ったら三擦り半。

 快感を味わう事なんて無かった。

 アッサリとナカ出し。

 不満しか残らない。

 おまけに、思い出したように空腹感まで復活した。

 今までは、ヤられたら暫くは空腹感なんて来なかった。

 ナカ出しされても、中途半端だったからなのか。

 それとも、射精【ダ】された量が足りなかったのか。

 おまけに、いつもは数分すれば小綺麗になるはずのカラダ。

 それなのに、何時まで経っても汗を滲ませてる。

 歩いている今も、クチュックチュッとアソコがイヤらしい音をたててる。

 不完全燃焼も良いトコ。

 取り敢えずカラダを綺麗にしたい。

 でも無一文。

 シャワーがあるトコなんて入れない。

 しかし、適当に歩いていたアタシにツキが向いてきたみたい。

 薄暗い公園。

 水道くらいはあると期待して、中に入っていった。
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