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びっちカノジョ 【1期目】
第5章 Scene.04
 
 片側二人掛けのソファがある、四人掛けのボックス席。

 大通りが見える窓際で一番奥の席。

 窓際に座った男の隣に座らされる。

「あ、あの。ご注文…き、決まりましたら……お呼び……くださいっ」

 顔が真っ赤のウエイトレス。

 アタシの返事を待つことも無く、ササッと居なくなる。

 ソファの冷たい感触がお尻に伝わる。

 アソコから溢れてるスケベ汁がソファを汚しそうな。

「ほら、何か食うか?」

 心配する素振りを見せながら、男の視線はおっぱいとアソコに向いている。

 空腹感なんて無い。

 元々無かった。

 それに、今は肉欲の方が強いに決まってる。

 軽く握った両手は太腿の上。

 上腕に挟まれて、更に谷間を深くしたおっぱい。

 男の視線は遠慮無しに舐め回してくる。

「…適当に頼むからなぁ」

 男の言葉に頷く余裕は無かった。

 他の席から絶えず向けられる視線。

 囁き合う言葉に、甘い声を押し殺すのがやっとだった。
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