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びっちカノジョ 【1期目】
第6章 Scene.05
「ちっさ………」
振り返って見た第一印象。
「悪かったね」
憮然とされる。
「…でも、なかなかのイケメン………」
「いやぁ…それほどでも」
照れてる。
「って………」
呟く程しか声にしてない。
それなのに返答してくる。
「…ここでお姉さんのおマンコにハメてみるぅ?」
「いやぁ、流石にぃ」
試しに呟いてみたけど、やっぱり返答してくる。
「………聞こえてる?」
「うん」
当然とばかりに頷かれた。
周りだってそこそこ五月蠅いのに、確実にアタシの声を拾ってた。
「耳良すぎでしょ」
「いやぁ、それ程でもぉ」
後頭部をポリポリ掻いて照れてる。
「…惜しい…」
「…なにが?」
単なる呟きに反応されるから厄介。
取り敢えず、アタシはショタコンじゃない。
「…もうちょい大きかったら…キュンキュンキてたのに…」
「ありゃ、残念」
ちっとも残念そうに見えない。
いずれにしろ、早いトコ獲物を物色しないと、あの二人にまた見付かったら面倒臭い。
特に男の方。
「あ、お姉ちゃん、こっち」