この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隠匿シリーズ☆番外編
第4章 女たちの反乱



 レオはそんなセドリックを冷めた眼差しで眺める。


 大層な話になってしまっているが、要は……。


「昔つまみ食いした女と揉めて、それをニーナが知った……もしくは目の前でその女とやり合った、と」


「ちょ、ちょっと! 見てたみたいに言うのはやめてよ!」


「図星か」


「う……。レオだって思い当たることの一つや二つあるでしょ!?」


「お前と一緒にするな。お前ほど節操なくないし、後腐れする関係になったりしない」


「うるさいわね! そういうレオはどうなのよ? アリエッタに逃げられることしたんでしょ!?」


 セドリックの追及に項垂れていた父が復活し、二人が刺さるほどの視線を送ってくる。


 レオは眉をひそめ、ソファーの肘掛けに肘をつき、拳の上に頬を乗せる。


「……少しからかっただけだ」


「あんたねぇ。あたしたちには口を割らせておいて、自分だけ言わないつもり?」


「本当だから仕様がないだろ」


 ムスッとし、レオは今朝のことを思い出した。







.
/273ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ