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隠匿シリーズ☆番外編
第7章 その代償は




 動くのもままならず、痛くて苦しくて。なのにあのサファイア色に射抜かれると、リンゼイを愉悦が支配してしまう。


 荒い息でジョシュアを陶然と眺めていると、彼の双眸が揺らぎ、縄が食い込む秘裂に視線が注がれる。


「縛られるのが、そんなにお気に召しましたか? 蜜で濡れそぼってますよ」


「や、だ……、見ないでくださ……」


 はちきれんばかりに膨らむ秘芽や、彼が揶揄した秘裂まですべて見られてしまっている。その事実を今さらながらに思い出し、リンゼイは下唇を噛み締めた。


「妻の身体で夫が見ていけない場所などありませんよ。こうしてもっと奥まで見るのも私の特権です」


 ジョシュアは縄をずらし、ぷっくりと膨れる媚肉を両側から開く。


「やっ……いやぁ……っ」


 赤く充血した媚肉の奥までもを見られ、リンゼイはすすり泣いてやめてと訴える。


「困りましたね。償いを……お仕置きを所望されたのはリンゼイ様でしょう? そう泣かれると、私が鬼のような夫に思えるではないですか」


 やれやれ、と首を振られても、困るのはリンゼイのほうだ。彼の言う通り願い出たのはリンゼイだが、よもやこんな事態を招くとは思ってもみなかったのだ。





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