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隠匿シリーズ☆番外編
第7章 その代償は




「どうしますか? ほどいて差し上げても構いませんよ。ですがその場合、今夜はこのまま眠っていただくことになります」


 蜜口の浅瀬を指で掻き混ぜ、ジョシュアが訊ねてくる。


 つまり、縄をほどく代わりに熱を持て余したまま眠れと言っているのだ。


「……っ」


 クチュクチュと厭らしい音を響かせ、彼は究極の二択を迫ってくる。


 縛られているのを我慢して、この疼きを満たしてもらうか、羞恥に耐え兼ね自由をもらい、満たされぬまま夜を明かすか……。


 またも下唇を噛み、迷いあぐねていると、蜜を纏ったジョシュアの指が秘芯をクルクルと転がす。


「あぁ……っん、……や、そこ……っ」


 結び目に抉られたときは痛かったそこが、指で緩やかに転がされると快感だけが押し寄せ、愉悦がせり上がる。


「さあ、早くお決めになってください」


「や、そ……んな、……んぁあっ」


 下腹部がビクビクと痙攣し、子宮がキュウっと縮んで疼痛を覚える。


 幾度となくジョシュアの長大な肉塊を受け入れてきたそこが、ねだってむせび泣いているようだ。






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