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透明な黒
第1章 大雨
その日の夜。
家につくなりベットに潜り込む。
「ふー……疲れた……」
それにしてもマリという子。
何となく不思議だったな。
たかが数十分一緒に雨宿りしてただけだけど
マリと過ごした時間は濃く感じた。
「ねむ…」
また会おう?
その声が頭から離れない。
「てか、そもそもどーやって会うんだし。」
お互い知っているのは名前と年だけ。
いくら高校が近くても見かけたことなかったし
あんなに可愛いから目立つはずだ。
いろいろ考え
そのまま烈は眠りについた。