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ダークサイド・ムーン- 催眠術師の秘密倶楽部 序章 -
第5章 復讐
神内は催眠術という武器を手に入れたが、どうやって女子バレー部の女達に術をかけるか悩んでいた。
術をかけるには2人きりにならなければいけない。
どうやって…。
「神内さん。これ使えますよ」
催眠術で神内の下僕となった男が慌てた様子で店に入ってきて、茶色の小瓶を手渡す。
「何、これ?」
神内は渡された小瓶を怪訝な表情で見る。
「ドラッグですよ。俺の知り合いに闇のクスリ屋がいるんですが、そいつから仕入れたんです」
「ドラッグぅ?」
「これを飲むと頭がボーっとなって、何も考えられなくなります」
「?」
神内には、男の話している意味が判らない。
男は神内の反応の薄さに少し苛立ちながら続ける。
「だからぁ、頭がボーっとなって何も考えられないから、暗示にかかりやすくなるんですよ」
「あーっ!そう言う事っ?!」
やっと理解できた。
「そう言う事です!」
神内に話が通じた喜びで男の勢いが増す。
「こいつを復讐したい相手に飲まして、ボーっとなったところで術を施す。神内さんのテクニックだったら女どもは簡単に術に堕ちますよ」
「でも、どうやって飲ませる?」
「それも解決済みです。おいっ!」
男はニヤリと笑うと、後ろを振り向き誰かを呼んだ。
「…はい…」
神内が通っている高校の制服を着た少女が物陰から現れた。
「この娘は、俺の奴隷です。街でナンパして、このクスリを飲ませてボーッとしたところに暗示をかけて奴隷にしたんです」
クスリの効果は実証済みか。
「この娘は、俺の命令だったら何でも聞きます。なっ!」
男は少女の肩を抱き顔を覗き込んで同意を求める。
「…はい…私は…ご主人様の…奴隷です…何でも…します…」
少女は焦点の合わない眼で宙を見ながら答える。
「この娘は、神内さんと同じ学校に通ってて、その上、バレー部にも友達が居るそうなんですよ」
「そうかっ!」
神内の顔が希望に輝く。
「まずは、この娘を使ってバレー部の友達を…」
興奮している男を神内は制する。
「皆まで言うな。判ってるよ。すぐに実行だ。いいなっ!」
「はいっ!」
男は少女の手を引き店を出て行った。
暫くすると男が呼びに来た。
「神内さん。準備が整いました。バレー部の女をゲットしましたよ。行きましょう」
男は誇らしげに胸を張る。
その行動力に驚きながら、神内は男についていく。
術をかけるには2人きりにならなければいけない。
どうやって…。
「神内さん。これ使えますよ」
催眠術で神内の下僕となった男が慌てた様子で店に入ってきて、茶色の小瓶を手渡す。
「何、これ?」
神内は渡された小瓶を怪訝な表情で見る。
「ドラッグですよ。俺の知り合いに闇のクスリ屋がいるんですが、そいつから仕入れたんです」
「ドラッグぅ?」
「これを飲むと頭がボーっとなって、何も考えられなくなります」
「?」
神内には、男の話している意味が判らない。
男は神内の反応の薄さに少し苛立ちながら続ける。
「だからぁ、頭がボーっとなって何も考えられないから、暗示にかかりやすくなるんですよ」
「あーっ!そう言う事っ?!」
やっと理解できた。
「そう言う事です!」
神内に話が通じた喜びで男の勢いが増す。
「こいつを復讐したい相手に飲まして、ボーっとなったところで術を施す。神内さんのテクニックだったら女どもは簡単に術に堕ちますよ」
「でも、どうやって飲ませる?」
「それも解決済みです。おいっ!」
男はニヤリと笑うと、後ろを振り向き誰かを呼んだ。
「…はい…」
神内が通っている高校の制服を着た少女が物陰から現れた。
「この娘は、俺の奴隷です。街でナンパして、このクスリを飲ませてボーッとしたところに暗示をかけて奴隷にしたんです」
クスリの効果は実証済みか。
「この娘は、俺の命令だったら何でも聞きます。なっ!」
男は少女の肩を抱き顔を覗き込んで同意を求める。
「…はい…私は…ご主人様の…奴隷です…何でも…します…」
少女は焦点の合わない眼で宙を見ながら答える。
「この娘は、神内さんと同じ学校に通ってて、その上、バレー部にも友達が居るそうなんですよ」
「そうかっ!」
神内の顔が希望に輝く。
「まずは、この娘を使ってバレー部の友達を…」
興奮している男を神内は制する。
「皆まで言うな。判ってるよ。すぐに実行だ。いいなっ!」
「はいっ!」
男は少女の手を引き店を出て行った。
暫くすると男が呼びに来た。
「神内さん。準備が整いました。バレー部の女をゲットしましたよ。行きましょう」
男は誇らしげに胸を張る。
その行動力に驚きながら、神内は男についていく。