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潜む欲望
第2章 許されざる関係①

2階の部屋に入ると、早速お兄ちゃんが宿題を教えてくれた。
机に座る私のすぐ隣にお兄ちゃんがいる―
それだけでも意識してしまうのに、彼の纏う香りが鼻先をくすぐり、私の意識を甘く痺れさせる。
何とか正気を保ち、宿題を終えることができた。
「ありがとう、お兄ちゃん。助かったよ。」
「宿題見てやるの久しぶりだったしな(笑)気にすんな(笑)」
「うん(笑)」
私達は笑顔を交わす。
すると、おもむろにお兄ちゃんが私の背後に回った。
お兄ちゃんの雰囲気が、ふっ…と変わった気がした。
「ところで…レイナ」
そう言いながら、私を挟み込むように両手を机につく。
背中に密着されて、私は緊張のあまり身体が強張る。
「…な、何?///」
「…どうして、今日は俺とあまり目を合わせなかったんだ?」
私の耳元に唇を寄せ、妙に艶っぽく低い声でお兄ちゃんが囁いてくる。
机に座る私のすぐ隣にお兄ちゃんがいる―
それだけでも意識してしまうのに、彼の纏う香りが鼻先をくすぐり、私の意識を甘く痺れさせる。
何とか正気を保ち、宿題を終えることができた。
「ありがとう、お兄ちゃん。助かったよ。」
「宿題見てやるの久しぶりだったしな(笑)気にすんな(笑)」
「うん(笑)」
私達は笑顔を交わす。
すると、おもむろにお兄ちゃんが私の背後に回った。
お兄ちゃんの雰囲気が、ふっ…と変わった気がした。
「ところで…レイナ」
そう言いながら、私を挟み込むように両手を机につく。
背中に密着されて、私は緊張のあまり身体が強張る。
「…な、何?///」
「…どうして、今日は俺とあまり目を合わせなかったんだ?」
私の耳元に唇を寄せ、妙に艶っぽく低い声でお兄ちゃんが囁いてくる。

