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潜む欲望
第2章 許されざる関係①

互いの唇が触れるだけの優しいキス。
突然の出来事に私は目を見開いていた。
次第に熱を帯びたキスに変わる。
大好きなお兄ちゃんの唇が触れているだけで、全身が痺れるような感覚に襲われた。
すると、緊張で震える唇へお兄ちゃんの舌が割って入ってきた。
「…あっ!んんっ…」
お兄ちゃんの舌が絡みついて私を逃がさない。
角度を変えながら、何度も口内を掻き回す。
キスの合間に互いの吐息が漏れ、混ざり合う。
深く、とろけるような甘いキスに、頭が真っ白になっていく。
お兄ちゃんに翻弄されながら、私は熱くなる下腹部の疼きを感じていた。

