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電池切れ
第2章 27歳・・初めての同窓会・・
「また・・したくなったらすればいい」
天井を見つめながら悟は、腕枕した私の髪をゆっくりと
何度も撫でながらつぶやいた。
「おまえ、彼氏いるとしか言ってなかったけど、
結婚すんのか?その彼と」
コクリと大きく頭を動かしてうなずく。
「もう結婚の約束してんだ・・
具体的にいつってはまだ決まってないけど」
私の言葉を聞いてからほんの少し黙った後、悟は
ベッドの上に体を起し、2本目のたばこに火をつけながら、こう言った。
「じゃあちゃんとその彼と結婚しろよ。でも・・
それとこれとは別だって、割り切れるなら・・
またオレに・・抱かれろ・・」
うん・・と、かすれる声を漏らし、悟の胸にしがみつくと、
火をつけたばかりのたばこを灰皿に押しつけてから
私に覆いかぶさる・・
よかった・・耳に残る悟の声も、かすれて消え入りそうだった。
再び・・
互いの体中に甘酸っぱい刺激がはしり、受け入れた私の中から
快感がとろけだして・・あふれかえっていった・・