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~大人のための官能童話集~
第4章 三幕‥赤ずきんちゃん◆
 

(……ダメ、頭が…………くらくら、す…る)


泥のように濁っていく思考。

次第に立つことさえ覚束なくなり、視界は徐々にボヤけていく。


「あ……」


糸が事切れるように。

プツンと、途切れる意識。

そして――――…


ドサッ。


「おやすみ、赤ずきんちゃん」


暗い闇の底に、ニーナは身を投げ出した。









 ◆ ◆ ◆


「おぉ~胸、思ったよりもあるな?」

「こっちもピンク色で綺麗なモンだ。まだ未使用なんじゃねえか」


肌の上を這いずり回るかさついた感触。

それは服越しではなく、どうやら直に触れているようで……

ニーナはおぼろげながら、途切れていた意識を手繰り寄せて重い瞼を押し開く。


「ん……?」

「お? どうやら、ようやくお目覚めみたいだな」


喉を鳴らすような下卑た男の笑いが、そこかしこから聞こえてくる。

 
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